プラモデルを始めた
今年の8月ごろ、新橋のタミヤストアに行ったのが始まり。
妻に教えてもらった新橋駅前ビルにあるうどん屋「七蔵」で、うどんとマグロ丼のセットを食べてから、「暇だしタミヤの店行ってみようよ」みたいな流れ。いつかのテレビ番組「Youは何しに日本へ」でタミヤストアが出てきてて、なんとなく楽しそうだし行ってみたい、ぐらいの気持ちだった。
r.gnavi.co.jpタミヤストアに着いて、ショーケースに並んでる戦車の作例眺めたり、ミニ四駆を懐かしんだりした。プラモデル、作るのめちゃくちゃ大変そうだけど、意外と安いしジャケ買いして作ってみるかと思った。
▽ TOP - タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店 / Tamiya Plamodel Factory Shimbashi
映画の「1917」とか「ダンケルク」とか観て良かったのもあって、イギリス軍の戦闘機の「スピットファイア」とか、WWI系が良いかもという気持ちだった。
でもいきなり飛行機難易度高そうだし、形で惹かれるものが無いから、豚とか犬とかの動物がいるだけのミニチュアとかもおもしろいんじゃない?みたいな流れで、多分1時間は店にいた。
なんか買いたい気持ちはあったけど、そもそもプラモデル本体以外に何が必要も分からなかったから、その時は踏み切れず、店でおすすめされてたプラモデルの入門書を適当に買ってみた(できる! プラモデル完全バイブル)。「タミヤに置いてあるぐらいだから間違いなさそう」ぐらいの理由(実際めちゃくちゃ役立った)。
帰ってから入門書をパラパラ読んだら作る意欲が湧いてきて、WWIのイギリス軍歩兵のミニチュアをAmazonで買った。理由は簡単そうだし、1917とかダンケルクっぽいし、飾っても映えそうだなと思ったから。
ミニチュアだけだとすぐ作れちゃいそうと思ったから、一緒に「M1A2エイブラムス」っていう戦車も買ってみた。理由は外装が迷彩じゃなくて、単色だから簡単に塗れそうと思ったから。迷彩柄だとエアブラシで塗るのが王道らしいけど、高いしでかいし賃貸マンションだし、一手目からエアブラシ導入は無いなと思った。
その時一緒に工具系も一式買った。
- カッターマット
- ニッパー
- 接着剤
- やすり & 紙やすり
- デザインナイフ
- 塗料一式
- 必要そうな色の水性アクリル塗料&シンナー
- スプレー・トップコート
- 筆
このぐらい。プラモデルと工具を買った後に「いきなり塗装せずに下地が必要だよ」というのも知ったので、後からサーフェイサーも買いました。実は「スプレー嫌やん」と筆塗りする気満々で瓶入りのサーフェイさ(プライマー)を買ってしまったんだけど、サーフェイサーはスプレーorエアブラシが当たり前というのを後から知って、さらにスプレータイプも買い足した……。
プラモデル1個1,000円前後で安いなーと思ってたけど、工具とか塗料もセットで買っていくとちりつも感が出てくる。工具も色々なメーカーから出てて割とピンキリだったけど、とりあえず信頼のタミヤで揃えてみた。
ミニチュアが届いてから、箱の裏にパーツの色の説明とかが載ってるのを見てテンション上がった。でも箱からランナーを取り出して、灰色のパーツがズラッと並んだ状態を見て、予想以上に細かいし、数が多くて不安になった。
歩兵1体あたり2,3パーツぐらいかな?と思ってたけど、実際には四肢+頭+装備とか、全部合わせると10パーツ前後はある。パッと組み立てて早く塗装してみたいなーとか思ってたけど、そんなに甘くなかった。「組むだけでめっちゃ時間かかるな……」と面倒な気持ちになった。でも工具一式揃えたし作るしか無いな、っていう変な義務感が湧いてきた。
最初は「プラモデル始めたい!」っていうポジティブな気持ちだったのに、「めっちゃ面倒そうだけど、工具も揃えちゃったし仕方なくやるか」みたいになってしまった……。中に説明書も入ってないし、組み立て&塗装指示もあくまで参考程度、という体裁だったのも、Apple並のおもてなしに慣れきっていた自分には結構辛くなる要因だった。
(多分続く。ここから「ウォーハンマー」に流れ着いた話をいつか書く)